照明光として長距離まで届くレーザーを使用し、
CCDカメラで撮影するカメラシステムのことです。レーザー光は近赤外線波長領域(不可視光)なので人間の目には見えません。
被写体は撮影されていることがわからないため、秘匿性の高い監視活動に適しています。
また、赤外線カメラとは異なり文字や番号の判読、近い距離であれば人相の判別ができますので、 証拠として使用できる映像を撮影することができます。
赤外線カメラとレーザーカメラの違い
赤外線カメラは、対象を特定するための読み取り(人相・ナンバープレート・ロゴマーク等)には不向きです。
レーザーカメラは、人物の表情や対象の文字情報も克明に表現できます。
赤外線カメラでの撮影 |
レーザーカメラでの撮影 |
レーザーカメラの直進性
直進性に優れているレーザー光は減衰率が低く、従来のサーチライト(探照灯)に比べて遠距離(1km〜5km)の対象物を撮影することができます。
夜間海上での撮影(対象1km先) |
夜間海上での撮影(対象5km先) |
※
ランドルト環:左より80Cm、20cm、60cm、40cm
サンプル動画
静止画をクリックすると動画が再生されます。ご覧いただくにはVCLmediaPlayerが必要です。
夜間1km先の防波堤上の人物と文字標的 |
夜間1.5km先の小型船舶を撮影 |
夜間車両のナンバープレート読み取りと人物を撮影 |