当社は、反社会的勢力の大きな資金源の一つとなっている密漁を監視する目的として日本で初めて
赤外線カメラを採用しました。また、近年は他国の漁船による違反操業等も増えており、各々現場に応じて陸上や船舶に設置した監視カメラは、大きな成果を上げています。
電気の無い場所では、フレキシブルに取付できる太陽光パネルを採用と、無線データ通信のSIM(KSK SIM)を
組み合わせれば、どこでも設置し、いつでも、どこででも映像を遠隔で確認できます。
今や密漁者にとって、月明りも星明かりも全く無い真暗闇夜が最も密漁がしやすい環境ですが、赤外線カメラは熱感知ですので、光が無い状況でも人の動作を映像として見ることができ、無灯火の密漁船や違反船の侵入をいち早く察知して、関係官庁への通報や密漁者への警告、また追跡することができます。
映像は、各種ネットワークを通して1ヶ所に集中監視したり、複数の箇所への同時配信ができますので、監視員の負担が軽減され、また効率的な監視が可能となります。
船舶への搭載は、レーダーと併用をすることでより広範囲なエリアを監視でき、モニター映像を複数の監視員が同時に見ることができるため、双眼鏡だけでの目視では不十分な監視活動の大きなサポートになります。