わが国では近年、青少年への麻薬の蔓延が問題視されるなど、依然として麻薬等の社会悪物品の国内流入が絶えず、水際での取締りが最重要課題の一つとして位置付けられています。
当社では陸上設置用並びに船舶設置用の監視カメラを手掛けており、麻薬等の水際取締りを支援します。
また、非接触による身体検査(セキュリティチェック)が可能なボディスキャナを使って、外見では判らない(人間の目に見えない)衣服の下の隠匿物を検知し、輸入禁制品の取締り強化支援を行います。
陸上設置の場合
- 港湾
外国船が入出港する埠頭に監視カメラを設置し、当該船舶から出入りする船員、旅客等の挙動および持ち出しする品物を監視することができます。
撮影された映像は各種ネットワークを通じて1ヶ所で集中管理することができ、また各種画像処理機能により侵入監視、特徴読み取り等の機能も持っています。
- 空港・港(ボディスキャナを使用した身体検査による取締り)
入国審査場、検疫所、税関の各要所にボディスキャナを設置し、入国者の衣服の下の隠匿物を非接触で検知し、麻薬や拳銃などの輸入禁制品の持ち込みを防止することができます。
また、身体検査(セキュリティチェック)を迅速に確実に行うことで、検査官への負担を軽減することができます。設置には詳細な情報と打合せが必要になります。
船舶設置の場合
麻薬等の社会悪物品は港への水揚げだけでなく、沖合の洋上でも取引がなされますが、船舶に設置した監視カメラには超望遠レンズ、
赤外線カメラあるいは航海計器と連動した機能(例えば、レーダー情報にカメラ方位を追従させる)が付いており、洋上での船舶監視をサポートします。