CMOSカメラは、CMOSイメージセンサという撮像素子を使ったハイビジョン超高感度カメラで、感度が良くノイズが少ない、といった特徴を持っています。
特に当社のシステムに採用している超高感度CMOSカメラは、より一層高感度・低ノイズであり、昼は高精細なカラー映像で被写体を鮮明にとらえ、夕暮れ時の肉眼では良く見えないような状況でも、被写体を撮影することができます。
また、超高感度CMOSカメラは、夜間も月明かり程度の光があれば被写体を撮影することが可能です。
カメラの性能
当社システムで使われている高感度HDCMOSカメラ及びCCDの性能を紹介します。 ここで紹介する性能は一例であり、お客様の目的にあった性能のカメラをシステムごとに提案しています。
超高感度ハイビジョンカメラ
・撮像素子 2/3型CMOS単板
・画素数 約220万画素
・水平解像度 1980TV本
・最低被写体照度 0.005 lx
・S/N比 50dB以上 |
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高感度カメラ
・撮像素子 CCD
・画素数 約38万画素
・水平解像度 850TV本
・最低被写体照度 0.00005 lx
・S/N比 67dB以上 |
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レンズ
カメラと組み合わせるレンズも、お客様の目的に応じて提案しています。
例えば、カメラに近い海岸の様子も、5km先の沖合も両方見たいときは、
高倍率のズームレンズをお勧めします。
42倍ズームレンズでしたら5km先にある小型漁船の形状や動向が鮮明に撮影できます。
最近は、HDカメラが主流になっており60倍ズームレンズ(1200mm)を採用していますので、船舶に搭載しても
動揺・振動安定装置と組み合わせれば5km先の人物の動きまで鮮明に判別できます。
サンプル動画
静止画をクリックすると動画が再生されます。ご覧いただくにはVLCが必要です。
対岸より4km先の大型クレーンを撮影 |
薄暮、撮影距離4km |
薄暮時に陸上から2.5km先の小型船舶を撮影 |